診療案内list

  1. ちしろ歯科医院
  2. 診療案内
  3. 静脈内鎮静法(セデーション)

静脈内鎮静法(セデーション)

患者様のストレスを軽減する『静脈内鎮静法(セデーション)』

福岡市西区野方のちしろ歯科医院では、痛みの少ない治療を心がけています

ちしろ歯科医院では、患者様のご希望に出来る限り配慮した治療を心掛けております。

お口の悩みや症状を改善するのはもちろん、歯科治療に対する精神的な恐怖心などに対しても、出来る限り緩和できるようなケアをしております。

その一例として、ちしろ歯科医院では静脈内鎮静法(セデーション)を導入しています。

歯科治療は頭部に近い場所の治療であるため、治療に用いる器具の振動や衝撃などが頭に伝わりやすい側面があります。
例えば歯医者の治療道具独特の「キュイーン」という機械音が苦手・嫌だという方は多いですよね。
さらにインプラント治療などでは、ドリルを使って骨を切削しますので、治療計画や方針などを医師から聞いて恐怖心を抱く患者様も数多くおられます。

ちしろ歯科医院では、患者様が治療に対して抱いている恐怖心・不安感を、できるだけ無くしながらお口の健康を取り戻していけるように目指しています。



静脈内鎮静法(セデーション)とは?


麻酔の効果で、ウトウトした心地の良い状態をつくります

全身麻酔とは別のものです

静脈内鎮静法(セデーション)とは、鎮静剤を静脈に投与し、意識を落とす方法です。
治療中は、歯科医師とは別の麻酔科専門医が全身の状況を常に監視しながら状況をコントロールします。セデーションの場合、全身麻酔とは異なり、呼びかければ応答できる程度の意識は残ります。

このため、治療時の緊張状態が緩和され、そのまま眠ってしまうくらいにリラックスした状態で治療を受けることが可能となりました。また、治療中のことをあまり覚えていないという健忘効果もあるので、治療時間がとても短く感じる患者さまがほとんどです。

安全性が非常に高い

静脈内鎮静法(セデーション)は安全性が非常に高いため、歯科治療の現場だけではなく、内視鏡検査などでも用いられることが多い術式です。
全身麻酔の場合は呼吸も麻痺するので、人工呼吸や気管内挿管といった呼吸管理が必要となります。
ですが、静脈内鎮静法(セデーション)では、自発呼吸が可能な状態なので、呼吸管理の必要はございません。また、ストレスなどによる血圧の上昇や心臓への負担がなくなり、身体的に安定した状態で治療を受けて頂くことができます。治療中は、常に麻酔科専門医が血圧や心拍数などといった全身の状態を管理しています。高血圧や心疾患を抱えている患者様でも適用が可能です。



 


高血圧、心疾患、脳血管疾患の既往の方、心筋症、甲状腺機能亢進症、不整脈、ステロイド長期服用、糖尿病、精神発達遅延があっても安心!


術後の腫れや痛みが少ない

点滴により注入する薬剤には輸液、鎮静剤、抗生剤、場合によりステロイドなどがございます。

抗生剤は術後の感染を予防、ステロイドには腫れを抑える効果があるのですが、これらの薬液を静脈から直接体内に取り込むことができるため、内服薬に比べると、より高い効果が発揮できるのです。

施術後の麻酔効果が残りにくい

静脈内鎮静法(セデーション)の場合、施術後の麻酔効果が速やかになくなりますので、全身麻酔のような麻酔の影響による入院をする必要がありません。

ただし、効果が薄れる時間には個人差もあり、治療後もしばらく眠気が残ったり体がふらついたりする患者様もいらっしゃいます。その場合は無理せず、しばらく安静にしてからご帰宅いただきますのでご安心ください。


このような患者様におすすめです


治療に対する恐怖感がある方、痛みに敏感な方

治療への恐怖感が強く、痛みに敏感な患者さまの中には、治療中の緊張感から貧血を起こしてしまったり、気分が悪くなってしまうような場合がございます。

静脈内鎮静法(セデーション)を導入すると、ウトウトと心地よく眠りにつくような状態となりますので、恐怖や不安を感じることなく治療が受けられます。

出来るだけリラックスして治療を受けたい方

治療のことを想像すると落ち着かない、悪いことばかり想像してしまうなど、治療に対する緊張感を解くことができないような患者様でも、静脈内鎮静法(セデーション)を導入することで、治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。歯科治療に対する嫌なイメージが付きにくくなり、その後の治療もスムーズに進められます。

基礎疾患をお持ちの方

前述した内容と重なりますが、高血圧や心疾患といった基礎疾患をお持ちの患者様でも、静脈内鎮静法(セデーション)の効果により、血圧や心拍数などが安定した状態で治療を受けることができます。

麻酔科専門医が常に状態をモニター監視し、万全な全身管理がされていますので安心です。

嘔吐反射が強い方

喉の奥に異物感があると、反射的に「おえっ」となる事はあるかと思います。
患者さまによっては、吐き気を催す感覚がとても敏感な場合があります。そのようなケースですと、口腔内の治療がとても困難になってしまうのですが、静脈内鎮静法(セデーション)を導入することで感覚が鈍くなりますので、嘔吐反射が強い方でも問題なく治療を進めることができます。

長時間の治療になる場合

インプラントを埋め込む本数が多いなど、治療に時間が掛かるような場合、どうしても精神的・肉体的な負担が大きくなってしまいます。このような場合に静脈内鎮静法(セデーション)を導入すると、健忘効果の影響で、患者様の意識としてはとても短い時間で治療が終わる感覚を得ることが可能です。


施術の流れについて


静脈内鎮静法(セデーション)を行う場合、通常の歯科診療とは手順が異なってきます。

1.事前の体調をチェック

麻酔科専門医により、体調などについて、いくつかの問診がございます。
不安や疑問点があれば、事前に遠慮なくご質問ください。

2.周辺機器を準備します

生体情報モニターを設置します。
このモニターで、治療中の血圧や心拍数などを常時監視いたします。

3.点滴を注入します

点滴を使って、静脈から麻酔薬を注入していきます。
大体1~3分で意識がぼんやりとしはじめ、そのまま眠ってしまう患者様もおられます。

4.治療を開始します

麻酔がしっかり効いているかを確認した後、治療を開始いたします。治療は、常時血圧や心拍数の確認を行いながら進めていきます。

5.術後の体調をチェックします

治療後、麻酔効果が抜けるまで安静にしていただきます。眠気やふらつきが無いことを確認してから、ご帰宅いただきます。


注意点について


事前の予約が必要です

東松戸総合歯科へ、麻酔科専門医に出向いただいて静脈内鎮静法(セデーション)を行いますので、事前の予約が必要になります。

アレルギーがある場合は適用できない場合があります

麻酔アレルギーがある場合、静脈内鎮静法(セデーション)を適用できない事があります。
麻酔にアレルギーがある場合や、過去に気分が悪くなったことがある方は、必ず事前に歯科医師へお伝えください。

当日は車の運転などはできません

施術当日は、自転車や自動車の運転は厳禁です。徒歩や公共機関を使ってのご来院をお願いします。
インプラント治療で静脈内鎮静法(セデーション)を行う場合、東松戸総合歯科では無料送迎のサービスをいたしております。無料送迎の提供にはいくつか条件がございますので、無料送迎のご案内にて確認ください。


料金について


東松戸総合歯科では、治療に静脈内鎮静法(セデーション)を適用する場合、
別途、麻酔科専門医の出向料金がかかります。



2時間以内 66,000円
2時間以上
82,500円

※価格はすべて税込価格となります


治療が怖くてお悩みの場合はご相談ください


治療に対する不安や恐怖心を持つことは、決して恥ずかしいことではありません。
東松戸総合歯科では、できる限りのご提案をさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。